2006年 02月 19日
良い私立中を選ぶノウハウー海風荘Z |
最近何人かの受験生の母親と話をしたら「わが子に一番向いている学校はどこでしょう。」等と問われました。何という愚かな質問でしょう!現代日本では毎年私立中を受験する生徒は約10万人です。これに対して全国の私立中は約800。合格→進学者は約7万人。仮に800人の生徒・父母が本人にだけ「向いた」学校に合格・進学したとしましょう。すると残りの69200人は多かれ少なかれ「本人に向いていない」ところのある私立中に喜んで合格→進学していることになる。これが算数(数学)的真理です。算数のわからないお母さんに端的にいえば、要するにあなたのお子さんに100%「向いた」私立中など全国的に一校もありません。
つまり、どんな私立中もかなり多くの「悪い」ところがあります。「良い私立中の選び方ノウハウ」の第一はこう考えて絶望し、あきらめることです。
それでも世の中(現代日本)には明らかに「良い私立中」と「悪い私立中」があります。これはあなたのお子さんに「向いているか、向いていないか」つまりお母さんが「好きか嫌いか」など全く関係ありません。そういう主観的な「良い私立中」ではない。もっと厳然と客観的に「良い私立中」は存在します。これが第2点です。
では、どういう私立中が良いのか。これは私にはわかりません。まぁ一番無難な考え方は「偏差値の高い私学は良い学校。偏差値の低い私学は悪い学校」という考え方です。それ以上の考え方は今のところ「無難でない」考え方、つまりは「危険思想」です。
私の「危険思想」のいくつかを列挙します。
1.進学校が良い。(大学)付属校はだめ。2.男子校、女子校、男女共学はどれでもいい。3.理事長、校長がだめな学校でも教頭、教職員がしっかりした学校は良い。4.表面的に「公立校に似たところが多い私学は「悪い私立中」 例えば公立中高はどこも「ひのまる君が代」が強制されていますね。首都圏私立中で「つくる会教科書」の採択を決めているのはわずか7校です。以上です。
つまり、どんな私立中もかなり多くの「悪い」ところがあります。「良い私立中の選び方ノウハウ」の第一はこう考えて絶望し、あきらめることです。
それでも世の中(現代日本)には明らかに「良い私立中」と「悪い私立中」があります。これはあなたのお子さんに「向いているか、向いていないか」つまりお母さんが「好きか嫌いか」など全く関係ありません。そういう主観的な「良い私立中」ではない。もっと厳然と客観的に「良い私立中」は存在します。これが第2点です。
では、どういう私立中が良いのか。これは私にはわかりません。まぁ一番無難な考え方は「偏差値の高い私学は良い学校。偏差値の低い私学は悪い学校」という考え方です。それ以上の考え方は今のところ「無難でない」考え方、つまりは「危険思想」です。
私の「危険思想」のいくつかを列挙します。
1.進学校が良い。(大学)付属校はだめ。2.男子校、女子校、男女共学はどれでもいい。3.理事長、校長がだめな学校でも教頭、教職員がしっかりした学校は良い。4.表面的に「公立校に似たところが多い私学は「悪い私立中」 例えば公立中高はどこも「ひのまる君が代」が強制されていますね。首都圏私立中で「つくる会教科書」の採択を決めているのはわずか7校です。以上です。
by chugakujyuken
| 2006-02-19 09:11
| 今月の提言